oto`s life

初めまして。oto(オト)と申します。本に纏わるお話をしています。気軽に覗きにきてください。

わたしの幸せな結婚 顎木あくみ 【感想】〜心を閉ざした少女と、冷酷な男の幸せになるための一歩〜 〈おすすめ本〉

こんにちは はじめに あらすじ 真逆な二人の出会い 溶けていく心 最後に はじめに 顎木あくみさんの「私の幸せな結婚」を読了しました。 SNSの広告でコミック化されたこの作品をよく見かけて気になっていたのですが、小説で読むか、コミックで読むかを散々悩…

世界で一番かわいそうな私たち 第二幕 【感想】

こんにちは オトです はじめに あらすじ 第一幕から第二幕へ “ひー君”こと鳴神幹久の過去 あの事件の真実 第三幕 最後に はじめに 綾崎隼さんの「世界で一番かわいそうな私たち 第二幕」を読了しました。 以前に第一幕を読んだ時には第二幕の存在を知らず、…

恋のゴンドラ 東野圭吾 【感想】 こじれた男女9人の結末は、幸か不幸か 〈おすすめ本〉

こんにちは オトです はじめに あらすじ 罠か無意識か 登場人物 男達の幸運と不運 ゴンドラ 最後に はじめに 東野圭吾さんの「恋のゴンドラ」を読了しました。 中学生の時、東野圭吾さんの作品が大好きで片っ端から読んでいた記憶があります。 当時好きだっ…

コンビニたそがれ堂 村山早紀 【感想】 / あなたの探しているものはなんですか?

こんにちは オトです はじめに あらすじ 不思議なコンビニ それぞれの大切なもの 最後に はじめに 村山早紀さんの「コンビニたそがれ堂」を読了しました。 高校生の時に後輩に借りて一度読んだことがあるので、再読になります。 「コンビニ人間」から「コン…

5月を振り返る 〜読了本とおすすめ本〜

こんにちは オトです はじめに 5月 読了本 読了本振り返り 5月おすすめ本 最後に はじめに この前まで4月だったのにあっという間に6月です。 5月上旬は勤務先がお休みだったためずっと家にいましたが 中旬からは通常通り働いていました。 ずっと家にいる生活…

コンビニ人間 村田沙耶香 【感想】 / “普通”という名の束縛と、逃れられない“少数派”の現実

こんにちは オトです はじめに あらすじ 音で繰り広げられる古倉恵子の日常 コンビニ人間 少人数派が下に見られる世界 最後に はじめに 村田沙耶香さんの「コンビニ人間」を読了しました。 大分前に、書店で大々的に宣伝されていたのに惹かれ、購入しました…

今はちょっと、ついてないだけ 伊吹有喜・著 【感想】/ フィクションではなく、現実の物語

こんにちは オトです はじめに あらすじ 現実に存在する人々 “諦め”から“希望”へ 最後に はじめに 伊吹有喜さんの「今日はちょっと、ついてないだけ」という作品を読了しました。 初めましての作家さんでタイトルに引き寄せられ購入しました。 その時の私の…

国語の授業での疑問。大人になってわかったこと。

こんにちは オトです 学生時代に国語の授業で、しょっちゅう見かけた問題。 Qこの時の主人公の気持ちはどんなものか これのおかげで国語の授業は好きになれませんでした。 読書をしていると友人や先生に国語が得意そうというイメージがつけられてしまい、テ…

全ての人に優しい世の中でありますように 〜性別で苦しんでいる人々と苦しめている人々の境界線〜

こんにちは オトです はじめに 男性と女性の境界線 無意識の中での壁作り はじめに 普段生活している中で 小説の一部がふと頭の中に 思い浮かぶことがあります 電車を待っている時に 昔読んだ電車を題材にした物語が頭をよぎったり 料理をしている時に 食事…

蒲団 田山花袋・著 【感想】 〜いつの時代も感情に振り回されるのは変わらない〜

こんにちは オトです 蒲団 田山花袋 はじめに あらすじ 1人の女に惚れた男の物語 最後に 蒲団 田山花袋 はじめに 田山花袋の「蒲団」という作品を読んでみました。 きっかけは以前もお話しした「九つの、物語」で登場した作品で、書店に言っても見つからなか…

自粛のおかけで本を読む人が増えたらしい。/ 自粛期間に読んだ本を教えてください

お題「#おうち時間」 こんにちは オトです 緊急事態宣言の解除など、だんだんと生活が元に戻り始めている中でこんな話を聞きました。 「コロナ自粛の影響で本を読む人が増えたらしい」 これはなんと嬉しいことでしょう。 と、まあ1人で喜んでいたところです…

どんでん返しの棚、どう思いますか?貴方の意見を聞かせてください

こんにちは この前、twitterで物議をかましている記事を見つけました。 とある書店で「どんでん返しのある作品」という棚を作ったそうです。 これは今日本屋で見つけた最悪の棚 pic.twitter.com/redZgURM3L— ウド (@udoP_) 2020年5月18日 それに対して、批判…

【有川ひろ】〜有川作品から学ぶ理想の恋愛〜 / 完璧じゃないところが良いって話。

こんにちは オトです 最近勤務先で「恋愛小説でなにが面白いか」という話になって、存分に語り合ってきました。 そこでやはり一番盛り上がるのが有川ひろさんの作品なんですよね。 最初は図書館戦争の堂上教官で盛り上がり、「別冊図書館戦争を読んだか」と…

ハッピーエンドじゃない作品も存在する / 乙一「夏と花火と私の死体」にまつわる最近のお話 / 報われなさすぎて悲しくなる

こんにちは 最近職場で乙一さんの「夏と花火と私の死体」という本を見かけまして。 だいぶ前に読んだ話で、細かいところは覚えていなかったのですが、とりあえず近くにいた先輩に(この前の先輩とはまた別の方)、 「夏と花火と私の死体っていう本があるんで…

頑張れない時に、頑張らないことが、頑張るためのコツ。

こんにちは オトです タイトルで頑張ることが渋滞してしまいました。すみません。 今日は本当は関係ないお話です。箸休めってやつです。 さて、タイトルにある言葉は私が日々を生きて行くために常に心に置いている言葉で、 仕事だけではなく、家事や交友関係…

日常blog / 本に纏わる日常blog / おすすめ教えてください

こんにちは オトです 最近「九つの、物語」の感想を出しましたが、そこに実際に存在する近代文学の名作を元に物語が進んでいくとご紹介しました。 www.otono-oto.com 私は何から何まで何でもかんでも影響を受けるので、文豪とか読めない人間なのに、この本を…

最近気になっている小説のお話 / 溜まっていく積読本と増えていく気になる本

こんにちは オトです 書店に行くたびに毎日新しい本が発売されていて、目が追いつきません・・・。 あれも気になる、でもこれも気になる、で頭とお財布はパンクしてしまいそう。 今回は最近気になっている本を勝手にご紹介していこうと思います。 読みたいと…

おうち時間 〜料理と読書〜 

お題「#おうち時間」 こんにちは オトです 未だ東京の緊急事態宣言が解除されていない状況の中で、お家で長い時間過ごされている方も多いと思います。 最初こそ仕事に行かなくて済むとか、ずっと寝れる〜って安易な考えをしていましたが 数日でその考えは終…

書店での問い合わせ方がわからない! / 欲しい本の見つけ方 / 本の種類 / ISBNコード

こんにちは オトです 今日は、「知っておくと便利な本のこと」をテーマにお話ししていきます。 私は数年前に書店に勤務していた経験があります。 その際にお客様からの問いで一番多かったのは「在庫がありますか?」というものでした。 中には「おすすめの本…

人生で「大切にしたい」と思える物語に出会えたという奇跡のお話 / おすすめ小説 / 大切な物語

こんにちは オトです 今回は、いつもとは少し違ったお話をしようと思います。 小説を好きになってから、物語を読むことが好きになってから、たくさんの本に出会ったと自負していますが、その中で自分が心の底から「大切にしたい」と思える物語に出会うことは…

読書嫌いのための図書室案内 青谷真未 【感想】 〜読書嫌いな彼と読書好きな彼女の共同作業〜

こんにちは オトです 今日は青谷真未さんの「読書嫌いのための図書室案内」についてお話ししたいと思います。 つい最近youtubeで、この本を紹介している方がいて書店に行った時にふとそのことを思い出し、購入しました。 この本で初めて出会う作家さんでした…

悪寒 伊岡瞬・著 【感想】 独り歩きする嘘と埋もれていく真実

こんにちは オトです 今回は、伊岡瞬さんの「悪寒」という本についてお話ししたいと思います。 何年か前に「痣」「代償」という作品を読んだことがあります。 なので伊岡瞬さんの作品は3冊目になります。 悪寒 あらすじ 大手製薬会社社員の藤井賢一は、不祥…

九つの、物語  橋下紡・著 【感想】 死んだ兄との不思議で幸せな日常

こんにちは 今回は橋下紡さんの「九つの、物語」についてお話ししたいと思います。 私はこの本を一度、二年前に読みました。 読み終わった後、私はこの本を抱きしめたことを覚えています。 この物語を、大切にしたい、と。 これをきっかけに誰かにとっても大…

【イラストレーター】遠田志帆 / Another 屍人荘の殺人  medium 他多数

こんにちは 表紙に一目惚れした作品 遠田志帆 えんだしほ 作品 最後に 小説を選ぶ時、何を重要視しているの? 知人からそんな質問をよくされます。 選び方はそれぞれで、例えばこんなものがあると思います。 ・表紙 ・あらすじ ・一行目の入り ・作家 ・誰か…

誰も死なないミステリーを君に 井上悠宇・著 【感想】

こんにちは 今回は井上悠宇さんの「誰も死なないミステリーを君に」についてお話ししたいと思います。 この作品も前回同様、初挑戦の作家さんでしたが、書店で見かけた時に表紙に惹かれて購入しました。 中身も大事ですが、物語に合うデザインやイラストもと…

父からの手紙 小杉健治・著 〈感想・ネタバレあり〉

こんにちは 今回は小杉健治さんの「父からの手紙」についてお話ししたいと思います。 小杉さんの作品は、今回初めて読みました。 書店に行った時に、目立つところに置いてあって一度通り過ぎたものの読んだことのない作家さんだったということもあり、挑戦の…

世界で一番かわいそうな私たち 第1章 綾崎隼・著 〈感想・ネタバレあり〉

こんにちは 今回は綾崎隼(あやさきしゅん)さんの「世界で一番かわいそうな私たち」という小説についてお話しします。 作者は、主に以前にもご紹介した“キャラクター文庫”から多くの小説を発表しており、その中でもメディアワークスから出された「ノーブル…

塩の街  有川浩・著【感想・ややネタバレ】〜世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた〜

こんにちは 今回は有川浩さんの「塩の街」についてお話しします。 こちらは有川さんのデビュー作です。 塩の街 表紙 あらすじ 塩が街を埋め尽くす、塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女…

【加藤シゲアキ】おすすめ本!〜これはアイドルではなく、1人の小説家の作品〜

こんにちは 今回は、加藤シゲアキさんのオススメの本をご紹介します ジャニーズアイドル“News”として活躍中の方ですが、ジャニーズ初の小説家としてデビュー作「ピンクとグレー」が話題となり映画化もされました。 “アイドルの小説家”として捉えるのではなく…

僕は何度でも、君に初めての恋をする。 沖田円・著 【感想・ややネタバレ】

こんにちは 今回は 沖田円さんの「僕は何度でも、君に初めての恋をする」についてお話ししたいと思います。 僕は何度でも、君に初めての恋をする。 表紙 あらすじ 両親の不仲に悩む高1女子のセイは、ある日、カメラを構えた少年ハナに写真を撮られる。優し…